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幻想

 個人レッスンの最中に「垂木プロのスイングは幻想のスイングを指導しているのだと思っていた」と仰られた方がいた。
 その方が次の個人レッスンで言われた事がまた面白いかった。「前のレッスンで、幻想のスイングでしょと思ってた事が現実に出来たけど、次の日に幻想に戻ったわ。」

 私はこの言葉を聞いて「その内に幻想に感じたスイングが、普通に出来るようになる時が来る」と感じた。

 

 面白いのは「良いスコアが出始めて、このスイングが普通でしょ」と感じると、周りのお友達にも「少し前まで幻想だと感じていたスイング」をオススメして頂ける事だ。ただお勧めされたお友達は「貴方が最初に感じた感想」と同じ感覚を持つことになるので注意が必要である。お伝えする時の注意点は「伝えすぎない」「無理して変えようとしない」の2点で、私が実際の指導で注意しているポイントである。