10月4日
ラウンドレッスンの最中に、風が反対に吹いていることに気がついた。
昨日までの風とは違って冬の風が吹き始めたようだ。
そろそろボールを飛ばすための練習が出来なくなる季節に入ってきた。
ゴルフは季節(気温)によって練習するメニューが大きく変わってくる。
秋から冬にかけての練習、そして真冬の練習、春に向けての練習、全て違ってくる。
「夏の間はボールをしっかり飛ばす練習をしてください」夏のラウンドレッスンでは常にそう言い続けてきた。
言い続ける理由は単純で「夏にしか出来ない練習である」からだ。
ある程度飛ばせるスイングが出来てくるとインパクトが重く感じてくる。(前倒しスイングが出来てきた人はインパクトの重さがよく分かると思う。周りの人には「ゆっくりスイング出来ていますね」なんて言われるけど、当の本人はかなりの圧力を身体にかけてスイングしているはずである。)
冬にその重いインパクトを作ろうとすると結構身体には無理がかかる。
私の様に身体に古傷を多く抱えた人は特に注意が必要だ。
怪我をかばって余計に怪我をする事がある。
そうは言っても、冬も飛ばすための基礎練習はしなければならない。
棒を身体全体で動かす練習など、冬でもある程度は負荷をかけて練習しなければならない。
ただ夏のような練習では身体を痛める可能性があるので、冬用の練習メニューを考えなければならない。