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「ゴルフを辞める」その前に読んで欲しいブログ

 「あ、分かった!!」「ゴルフの神様が俺にも微笑んでくれた」と思った瞬間から忘却が始まる。

 

 つい5分前まで絶好調、それだけに今この瞬間が絶不調に感じる。「さっきのスイングは何だったの?」調子が良い時は何をしても良かったのに、今この瞬間はやればやる程に壊れていく。スイングが壊れる以上に、メンタルが崩壊しそうになる。

 

 前の打席のおじさんが調子が良さそうなショットを打っている。「なぜに!!!」原因を色々考えながら思いつく。「そういえば、前もこのクラブを使うと調子が悪くなった」と自分のミスをクラブの要因に結びつけ自分を納得させてみる。「シャフトが柔らかいのかも、、、」ミスが出ると多くのアマチュアはそう考えるはずだ。(昔の私も多分に漏れず「シャフトが柔らかいからミスをする」と考えていた)「自分が選んだクラブでしょ」、、、、その要因「今は」無視しておく。何故ならシャフトは特注のフジクラだから、、、、。

 悔しい、とっても悔しい!何とか絶対に上達してみせる。その思いを胸に刻み込み練習場を後にする毎日、、、、。

 

 

 私がハンデ25前後くらいだった時(25年以上前)の気持ちを思い出してブログを書いてみた。私はなかなかそのレベルを抜け出すことが出来なかった。

 私は「多くのアマチュアの人の気持ちがよく分かる」とレッスン生にはお伝えしている。この文章を読んで頂ければ「皆さんと同じ道」を通ってきたことが分かるはずだ。私の友人のプロ達は「この道」を通過していないか、一瞬でワープした人が多いように感じる。だからプロなのだろう。

 

 「同じ道」を長く続けてきた私が言えることは、この文章の気持ちが分かる人は「すぐに上達する人ではない」という事だ。ただ安心して欲しい。時間をかけてやる事をコツコツと続けていれば必ず上達する。

 指導者となり分かったことは「地道にコツコツ」実はこれが難しい。多くの人が近道を探そうとして、迷宮に迷い込むのだ。

 

 私の指導するスイングは一見迷いを誘発しそうな指導内容だが、そうではない。「同じ道」で悩んでいる人にとっては大きな変化が起こり得るスイングレッスンなのだ。「今まで正しいと認知されていたスイングが、自分には合ってなかった」と感じられるスイングレッスンだと自負している。

 

 

 下に私のレッスン動画(素振り用のレッスン動画)を添付します。