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レフティー(左打ち)への挑戦

  5月24日のラウンドレッスンの振り返り

 今回ラウンドレッスンにご参加頂いた方はメルマガ読者の方でもある「レフティーさん(よくご質問を頂く方)」です。実は私のレッスン生の方は結構左打ち(レフティー)の方が多いのです。私自身も左利きで「自分は左打ちでゴルフを始めた方が上手くなっていたのじゃないか」とずっと考え続けてきましたが、私がゴルフをスタートした子供の頃には「左打ちでゴルフを始める」という選択肢は殆どありませんでしたが、左打ちのレッスン生も多いので、私自身が本格的に左打ちの練習を始めていこうと考えました。

 今のゴルフスイングの知識を持ってして「まっさらな自分のゴルフ」を作り上げていこうと思います。ゴルフ上達の紆余曲折を経験している右打ちと違って、これからスタートする左打ちは変な癖がついていないので結構良いスイングが出来るのではないかと考えているのですが、知識だけではゴルフは上手くならないのも知っているので、知識と行動をバランスよく組み合わることで自己成長させていこうと考えています。

 

 そして左打ちの自己成長の記録を新たにYouTubeで配信していこうと考えています。

 

 今回のラウンドレッスンはその前哨戦となりました。左打ちのクラブ選びを考えながらのラウンドレッスンとなりました。今回ラウンドレッスンにご参加された「レフティーさん」が使うドライバーは私がお選びしたものですが、これが「かなり良いモノ」でした。クラブを見抜く眼力は今まで自分がオリジナルクラブを作製して得た経験値が、左打ち用クラブにも活かせれます。左打ちでも打ち難いクラブがよく分かります。今回のラウンドレッスンで分かった事は「左打ち用のクラブはそもそも選択肢が少ない上に、右打ちのクラブ以上に良いモノが少ない」と感じました。

 

 私が左打ちを始める事で、これまで以上に多くのゴルファーさんのお役に立てると思いました。これから左打ちで習得するスイングは、勿論「垂木プロの体に優しいゴルフスイング」で仕上げていきます。過去のブログで書きましたが、私がゴルフを始めた幼少期に「現在の指導者としての私が、幼少期の私(変な癖がついていない私)を指導していたら、私自身の人生が変わっていたかもしれない」この想いを実践出来る日が来ました。

 さてさて私自身どこまで出来るのでしょうか?左打ちを続ける事で、30年以上の経験値を有する右打ちの技量を超える事が出来るのでしょうか?自分の可能性を信じて「10年後左打ちでシニアツアーに出れる程の技量になれると嬉しいな」と淡い気持ちを抱いていますが、いつまで続けられるのか楽しみです。

 私が子供の頃に「左利きの人が右打ちでゴルフをすると上手くなる」と言われてきましたが、そもそも「左利きなら左打ちでゴルフを始めた方がゴルフが上手くなるのではないか?」という自分がずっと抱いてきた疑問も答えを出していきたいと思います。