PING G710 アイアン【垂木プロクラブ試打】

  レッスン生のアイアン【PING G710】をコースで試打させて頂きました。私の感想を自由に書かせて頂きます。

 

 感想は「使いやすいアイアン」だと思いました。スイートスポットは広いし、フェースコントロールもしやすいクラブです。フックもスライスも打ち分けれます。ソールの抜けも良く距離も出しやすいクラブで、完成度が高いアイアンだと思いました。高めの弾道のボールも打ちやすく「初心者から上級者まで使えるバランスの良いアイアン」です。

 ラインナップのウエッジはフェースを開いて使う時も違和感なく使えます。ウエッジに関しましては、若干アプローチスピンは効き難く感じますが、その分少し転がしを使える様になるので、慣れてくれば違和感は少なくなると思います。

 

 ここから先は上級者目線で感じた事を書かせて頂きます。

 軟鉄のアイアンと比べると打感が少しボケるので、インパクトの力加減で、スピン量や距離感をコントロールするタイプの人は「縦の距離感をコントロールするのは難しい」と感じました。しかしスイングの大きさ(振り幅)で距離感をコントロール人にとっては、このアイアンの打感は「肯定的なものになる」と思います。少し位芯を外しても打感はソフトです。

 「打感が少しボケる」と書きましたが、強いインパクトを自らで作れる人は、強い弾道(フケないショット)は無理なく打てますからご安心ください。

 

 上級者目線で書いたことは、このアイアンに少し求め過ぎているかもしれませんが、完成度が高いアイアンなので、細かいところまで書かせて頂きました。

 使用させていただいたアイアンのシャフトの硬さは(フレックス)Rのアイアンです。