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「下から煽るスイング」を卒業

 25日のラウンドレッスン後、全く違うタイプのドライバーのご注文を2本頂きました。一本は「高めのドローボールが打ちたい」とご連絡をいただき関東地方からラウンドレッスンにお越し頂いた方のご注文です。もうお一方のご希望は「ランが出る低いドローボールが打ちたい」とのご希望です。「身体に優しいゴルフスイングが習得出来るドライバーが欲しい」ということがお二人の共通点です。

 ラウンドレッスンでお二人の方のドライバーを打たさせていただきましたが、ドローを打つには下から煽るスイングが必要なクラブに感じたことをお伝えさせて頂きました。そのラウンドレッスン終了後すぐにドライバーをご注文いただきました。

 ということなんですが、実は今「私は絶賛ドライバーのテスト中」です。前の「気に入って使っていたヘッド」が無くなってから色々なヘッドを調整してテストしています。「ゆっくりスイングで捕まったボールが打ちやすい&低く球筋が打ちやすい&フェースの向きを感じやすい、、、そんなヘッドがいいなぁ〜」と考えてテストしている時に有難いご注文です。特に「高めの捕まったボールが打てるドライバー」は私にとって新しい発見が出来そうです。「下から煽るスイングでドローを打つのではなく」パワーが無い方でも「前倒し」で、捕まった高いボールが打てるクラブを作る事を考えなければなりません。クラブ制作の概念「使うことでスイングが良くなるクラブを作る」は変えずに、これまで培ってきた知識と技術をオールミックスにして少し変化を取り入れようと思います。

 

 高い弾道をご希望された方は「ゆっくりのタイミングでスイングが出来る方」なので「長さを有効活用出来る」と考えています。スイングにつきましては「左腕主体のテークバックから、下半身(右の股関節)を使ったテークバック」に切り替えていきましょう。(長めのドライバーを使い切るポイントも「下半身」です。)テークバックの切り替えを「自分の技術」とするには「かなりの時間がかかる」と思いますが、これから先の上達(年齢を重ねての上達)を考えた時に、今、取り掛かって頂くことが最善です。しっかりとお手伝いさせて頂きます。

 低い弾道をご希望された方は「スイング中にロフト角が意識しやすい」ドライバーをお届けさせて頂きます。ドライバーが届き次第「ゆっくりスイングで低いボールを打つ練習」をお願い致します。ラウンドレッスン中にも「私の考え方」をお伝えさせて頂きましたが「低い弾道のボールが打てれる様になる」ことが上級者への第一歩です。

 今回のご注文いただいた方々には「ゆっくりお待ちください」とお伝えさせて頂きましたが、あの「下から煽るスイングでドローを打たせるドライバー」から「ドローボールを正しく打てるドライバー」に変更することで全体のクラブの流れが変わります。(第一打目を打つクラブの流れがよくなれば、ラウンドの流れも良くなります。)出来る限りスムーズに新型ドライバーの移行ができるように注力させて頂きます。