今回のレッスン終了後に「グタッ」と疲れが出た。「何とかしなければならない」その思いを常に持ち今回のラウンドレッスンも1秒1秒に集中した。
2年前のちょうど今頃、私を頼って北海道からレッスンに来られた。今でも最初にお会いした時のレッスン前に「ボタン」という喫茶でお茶をしながら話した内容を私は忘れない。その人は人生をかけてここにきている事が分かった。「人生をかけて」と言ってもプロになるわけではなが、プライドを持って「人生で重要な”何か”を探しに名古屋に来られた」ことは分かった。「重要なモノ」はとは、、、家族、仕事、自分のプライド、生きてきた証、など、、、親しき人にでも知られたくない「重要なモノ」がそれぞれにあると思う。「険しい道のりになる指導」は分かっていた。目の前の人の「重要なモノ探し」を手伝うことで、「私も何かが見つかる」そう感じた。あれから2年経って私も少し何かが見えかけた。この人の指導に携わると「ゴルフの上達」が自己成長の道に通じている事がよく分かる。前回のラウンドレッスンで感じた上達は「幻」ではなかった。
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次回のラウンドレッスンまでの練習課題
【①素振り練習はフィニッシュまでしっかりと振り切る】「ゆっくりとした動作の素振り」と「ある程度スイングスピードを上げた素振り」の両方を練習する。両方ともフィニッシュまで振り抜くことが重要。
【②練習場での練習は「ミートの練習を8割、振り抜く練習を2割」の割合で練習】ドライバーで振り抜く練習をする際は『飛ぶ球に意識を向けない』これが重要。飛ぶ球に意識を向けると、インパクトの事が気になり振り抜けなくなるし、自分のスイングが出来なくなる。「飛ぶ球なんかどうでもええわ」と本当に思えた時に、身体から力みが抜けて意外と良い結果が出ると思う。これは調子が悪い時のラウンドと似ているかもしれない。「どうでもいい」と開き直った時に、ナイスショットが打て始める。ゴルフとは不思議だ。
【③アプローチの練習は10ヤード以内を徹底的に練習する】出来れば「自分の背丈の距離」を徹底的に練習するべき
【④バンカーショットの練習を増やす】バンカーショットは「ゆっくりと大きめなスイング」で
【⑤パッティング練習】スタンス狭め、テークバック小さめ、インパクトはしっかり
来年の上達には今年の冬の過ごし方が重要。(特に①、③、⑤が重要)
怪我をしないように、無茶はしないように、ちょっと無理をして頑張れ!!