9月29日のラウンドレッスンは初めて行くコースでのラウンドレッスンを開催させて頂きました。このコースがある地は、私が人生で初めての味わった困難に触れる事が出来る「思い出の地」です。私の人生の分岐点となったに違いない場所です。人生の分岐点の地に久しぶりに来て過去を振り返ると「私はゴルフが諦められなかったんだな」と感じます。それは自分が弱い人間だから「少しでも自分が強くなる(自信をつける為に)なんとか一つのことをやり遂げようとしたのだ」と今は感じますが、その反面「諦めが悪いor執着心が強い」とも感じます。矛盾している考え方が頭の中で交錯します。私が人生で初めて困難に直面して打ち破れた時に、お袋は「人生暇潰しだよ」と教えてくれた事がありましたが、矛盾を突き抜けると「その境地」に到着するのかもしれません。人生暇潰しと考えるなら「人の笑顔になる事で、自分も笑って暇潰しがしたい」と私は感じます。
ラウンド中は「矛盾」と「不公平」のオンパレードとなります。「矛盾と葛藤するのではなく、矛盾を楽しむ」ことが出来るようになればゴルフがとても楽しくなります。(少ないクラブ本数の方が、ショットに迷いなくラウンド出来るのも「矛盾」している現象です。)矛盾と不公平と自分の弱気が「ゴルフの面白いところ」だと気付く事が出来ればゴルフ場が「楽園」に変わり始めます。矛盾と相対すると「道場」になるでしょう。ゴルフ場は「道場」にもなり「楽園」にもなる事に気がつき始めた今日この頃です。これもまた「矛盾」かもしれません。
ラウンドレッスン後にそんなこんなを考えながら、また別の自分が「宿場街とは縁を繋ぐ街かもしれないな〜」と感じながら夕暮れのゴルフ場を後にしました。