· 

「改革の本丸」はパッティング

 今回のラウンドレッスンは関西地方の方とのラウンドレッスンです。(今回ラウンドレッスンを受講された方はメルマガも読んで頂いているとお聞きしたので、今回のブログでは少し本音の部分を書かせていただきます。)

 これまで私と一緒に積み上げてきた事が成果となり、ショットとスコア共に向上してらっしゃることはよく分かります。ですが「まだ足りない」と感じます。「何が足りないのか?」を考えた時に辿り着いた今回の結論は「垂木流のパッティング」でした。これ迄の上達の中で唯一手を付けてなかったところが「パターの打ち方」です。初めてお会いしてレッスンを開始した時にはパッティングよりもショットを良くする事が先決でしたが、上達と共に「あの時(レッスン開始時)には気付いていなかったこと」が今は色々と気付かれているはずです。となれば「そろそろ本腰を入れてパッティングを改革していきます」となります。

 パッティングの技術習得は、これ迄のショット技術習得とは違った高い壁の出現となります。「高い壁の出現とは何を意味しているのでしょうか?」2つにポイントを絞って書きます

 point1「パッティングはショットの基礎」パッティングの上達に本腰を入れるということはパッティングを元にして「ボールを打つ行動」の基礎を徹底的に構築していくということです。実はここからが基礎なのです。ということは、、、、今から基礎特訓が始まるのです。

 point2「ボールを打つ技術の習得」というと「クラブの動かし方」や「インパクトの入り方」が気になるところですが、その前にもっと大切な事があります。「クラブの握り方」と「立ち方(アドレス)」いわゆる「セットアップ(基礎の構築)」です。大きな動作はクラブに勢いがついているので、セットアップの多少のズレはごまかせますが、小さな動作でクラブを動かす時はセットアップのズレは動作のズレとしてそのまま出現します。それを動作で直そうとすると、、、、、15日のラウンドレッスンのパッティングのアドレスはなかなか良かったです。(一緒に添付させて頂いたパッティングレッスンの動画をご覧ください。)ラウンドレッスン中に気付いたことは「自信が余り無い」と感じる時のショットはボールに近付き過ぎているようです。「自信が有る、自信が無い」のメンタル的要素がショットに影響を与えている可能性もあります。基礎をしっかりと構築する中でその辺りのことを解明していく必要もあります。

 改革の本丸である「パッティングの技術習得」は根気を必要とします。ある意味で「痛み」も伴うでしょう。ということは「忍耐力」が試されていると言えます。パッティングのイップスを経験した私だからこそ言えますが、普通とは違うパッティングの練習ですが、だからこそ今までとは違った結果が出せるのだと確信しております。レッスン生の上達を心から願って今日のブログを書き終わります。