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垂木プロのパターの打ち方

 28日のレッスンでショートコース をラウンドしている時にレッスン生の方が次のような事を仰いました。

 「色々な指導者にレッスンを受けてきたけどパターの打ち方を教えてくれる人はいないね。」

 確かに私にパターの打ち方を、詳しく教えてくれた指導者はいません。「何故だろう?」それは「パッティングの指導が一番難しい」からかもしれない、、、、「振り子の様にクラブを使え」「ショルダー式のストロークで肩を使ってクラブヘッドを動かせ」「クラブはまっすぐ引いて、まっすぐ打ち出せ」等々、色々考えると「こんな感じの答えしか出てないのかもしれない」と感じてしまいます。

 思い起こせば昔の私は「ツーボールの長尺パター」を使っていました。(学生の時に長尺パターを使っていたのは私だけでした。)「長い距離のパターを打てば「勝手にパンチが入ってしまい」想像以上の距離を打ってしまう」、「20cmのパターでさえカップをかすらずに外してしまう」学生時代の私は「重度のパッティングイップス」でした。「振り子スタイルで、まっすぐ引いて、まっすぐ打ち出すには、支点がはっきりしている長尺が一番有利ではないのか?」そう考えていました。だから「長尺パター」に行き着いたのですが、今となれば「長尺パターは問題を解決したのではなく、問題をより複雑にした」と考えています。

 今の私は「パターの打ち方に関しての答え」を持っています。多くの人が考えるパッティングという概念からかけ離れた答えですが、私の学生時代の様な思いをしている人にとっては「ゴルフの概念を変えるチャンス」になる事は間違いないと思います。

 最初のヒントは「垂木プロオリジナルパター」にあります。勿論「普通のパター」使って打てない事はないですが、、、、普通を使えば行き着く先は「普通の打ち方」になりがちです。私はパターの打ち方のレッスンを一番得意としていますが、それは誰よりもパターに悩んで色々な解決策を試してきたからです。

 パターはうまく打てても結果的に「その一打でカップインしない事」は多々あります。でもその一打を打つ時に「ビビりながら打つのか」「気持ちを楽に打てるのか」で結果は大きく変わります。そして最終的にはパターの打ち方がそのままショットにも繋がっていきます。