【ゴルフ】「右肩が突っ込む癖」を修正する

 「勿体ない、、、、」今回のレッスン生の方は特にそう感じる。レッスンをご受講いただきショット力はかなり付いてきて「打ち方が良くなってきた。」と感じるがスコアがまだ付いてきていない。そのショット力があればハーフ30台も狙えるはずなのに、、何故だろう、、、アプローチとパターに問題がある、、、、ショット力に比べると小技なスキルが、、、ショットが攻撃で、小技が守備として野球に例えると「ホームラン6本で9点とって相手に10点取られて負ける」という感じになる。

 ゲームの特性上「毎回ホームランが出るとは限らない」この状態を繰り返すと全体的に調子が落ちてくる。

 ゴルフというゲーム的には守備の方が大事なのだ。

 

 「攻撃のリズムは守備が作る」と考えるとシングルハンデになっていく最初の登竜門は「守り勝つゴルフを覚えたかどうか」が試されると思う。

 そうなると今回ご出演いただいた方は小技の練習が喫緊の課題となる。最優先はパターの練習だ。ゴルフゲームではパターが扇の要だ。本来は小技の練習はラウンドレッスンが一番だ。OJTと同じで現場で一緒に問題解決を考えるのが一番だ。では練習場では何をするのか?先ずは問題点の棚卸しだ。

 今回のレッスンで私が気になった点は【①グリップ】【②ダウンスイングで右肩(体の右サイド)が前に突っ込んでくる事】この2点が特に気になった。今回の動画レッスンでは②についてご指導させていただく。ダウンスイングでクラブを伏せて使うときに注意しなければならないポイントだ。フルスイングでは体勢が整っているので右肩は突っ込み難いが、小さなスイングでは意外と右肩(右サイド)が前に突っ込もうとする。これは指導を受けないと意外と気付き難いし、気付いたとしても「直し方が分からない」となり易い。今回のパッティングレッスンでは、スタンスを大幅にクロースドスタンスにする事で右肩の突っ込みを減らそうとした。ダウンスイングから右肩が前に突っ込まずに、ボールをしっかり打つ(捉える)練習をして欲しい。欲を言えば「もっとしっかりボールが打てるクラブ」を使って欲しい。

 

 ーーーご出演いただいたレッスン生の方へーーー

 小技の練習は必ずフルショットにも良い影響が出ます。パッティング練習から徹底的に繰り返し練習をお願いします。