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ゴルフスイング「手打ち」を解決する方法

 今回の動画レッスンは、私がゴルフを始めてから15年以上悩み続けてきた問題点を解決する為のアドバイスしております。

 私が15年以上悩み続けてきた事とは、インパクト時に両手首の角度(前腕と親指側)が伸び切ってしまう事です。具体的に説明すると本来スイング中(インパクトの瞬間を含めて)両手首の角度は若干橈屈しているのが正しいと私は考えます。だからこそ「右手が上」というご指導が出来るのです。

 ここからが問題です。「右手が上では、地べたのボールにクラブヘッドが当たらないでしょ」となるのがごく普通、一般的な答えになります。そうなるとスイング中に「インパクトを手で作りにいってしまう(クラブヘッドをボールに当てにいってしまう)ような動作」をしてしまいます。私は子供の頃からずっと手でインパクトを作ってました。そりゃ子供の頃は手首の関節も柔らかく、プロに「手首を柔らかく使うね」なんて褒められた時が有った様な気がしますが、、、「それではボールが飛ばないよ」と今の私なら必ず指導します。あぁ〜あの時「私の様な指導者がいれば!!!!!」と、、、、だからこそ、その問題を解決する方法を「私はいっぱい持ってます!」と言えます。

 私が普通の指導者なら「アドレス時の両手首の角度を維持して、下半身のリードを使って体全体でスイングしてください」とアドバイスします。これが良い点は「みんなに分かりやすい」という事です。「アドレスの時はクラブヘッドの横にボールが有るので、アドレスで出来た手首の角度を維持すればボールに当たるでしょ!」(インパクトはアドレスの再現)という理論が成り立ちます。練習の最初はロボットに成ったような感覚になりますが、練習を重ねると次第に人間の動きを得たロボットの様な感覚になれます。この指導方法は「間違いなく正しい」と言えます。私もテレビに出るなら「皆さんに分かり易くご説明する為に」そのように指導すると思います。この理論で指導を構築していくと、インパクトの再現性を高める為に「アドレス時の両手首の角度と同じ様に、左腕の長さも変えたく無い(伸び縮みさせたくない)」ので「左腕(左肘)はなるべく伸びた状態」を維持する方が理想となります。その方が「インパクトはアドレスの再現」という理論に動作がよりリンクし易いはずです。これをマスターすればシングルハンデより先、、、プロにもなれると思います。

 でも正直に言うとその答えは「中の中から中の上」位の答えだと私は思ってます。この理論はボールを直接打つのではなく、「インパクトはアドレスの再現」の様にボールの横にクラブヘッドを落として「若干ソールを滑らしながらインパクトを迎える」というところに必ず行き着きます。これ悪くは無いんだけどね、、、、と言う感じです。何事も最初が肝心とはよく言ったものです。「インパクトはアドレスの再現」という理論を先に覚えると「右手が上」というイメージはなかなか受け入れにくいモノになります。「右手が上のスイング」が絶対に正しいとは言い切れませんが、「インパクトはアドレスの再現」では出来ないモノを習得することが可能です。

 手首の尺屈問題ですが、まだまだ解決方法はあります。最初に垂木プロオリジナルクラブを持つことが、実は問題解決の一番近道です。使い込んでいくと「何故右手が上なのか」も感じ取ることが出来き、技術習得も容易になります。

 ここまで書いて自分で言うのもなんですが、私なかなか凄い指導者だと思います。60歳になった時に「違いのわかる男のゴールドブレンド」のCM(ダバダ〜)に出るのが目標です。