「基本がなってない！」という言葉がある。私も子供の頃から師匠に言われてきました。最近私は「基本とは何か」を気付いた。基本とは「挨拶」と「掃除」だ。2年前に亡くなった叔父の家を親父と二人で誰にも会うことなく黙々と掃除した。その掃除で私は自分自身の生き方を根本的に見直す機会になった。
家はゴミ屋敷になっていた。でもそのゴミはゴミではないのだ。「新品の物」がたくさんあったのだ。粗品のお皿やタオル、キッチン用品、冠婚葬祭の時に頂いてきた物、趣味のモノ、使っていない新品の洋服、カバン、靴、ほとんど使っていないと思われる着物、、、。色々な物が押入れやタンス、そして床にまで置かれていた。昔の私なら「捨てるなんて勿体ない」と考えて家の中に仕舞い込んでいたと思う。でも今は全て「ゴミ」だと考えられるようになった。「使わない物を置いていると運気が下がる」と思うからだ。大切な思い出の品以外は全て処分した。処分すると家が綺麗になる。見た目だけではなく、家が持つ気の流れ（運気）のようなモノが変わったと思う。掃除（必要ではないモノを処分）すると「本当に必要なモノ、大切なモノは何なのか」がよく分かる。そして気持ちが良い。きっと私の運気も向上するに違いない。
仕事も日常生活も同じなのかもしれない。「大切だと分かっているけどなかなか出来ない」ことこそ疎かにしてはいけない。そこに基本がある。ゴルフも同じである。
叔父には大変感謝しなくてはならない。「大切なことを親父と俺に教えてくれた。」叔父との記憶は幼少期の記憶しかないが、今とても縁を感じている。何処かで繋がっている感じがする。
次回のブログでは、もう一つの基本「挨拶」についてを書くかもしれない。