【ゴルフ】素振りの効果【前編】の続きです。今日のブログは垂木プロが考えている素振りの具体例です。
「引っ張り型」の素振りがしたいなら、クラブを握る両手の位置よりクラブヘッドが常に高い位置を動くように素振りをします。「引っ張り型」の色合いがより強くなってくるとクラブヘッドは頭の上を通過します。(動画レッスンでの素振りは頭上をクラブヘッドが移動しています。ということはこの指導は引っ張り型をより強く意識しています。)
流し型を意識した素振りがしたい場合はクラブヘッドが低い位置を通る感じでの素振りをします。一般的なクラブヘッドがティーを擦るような素振り方法は「流し型」に属します。
ダウンスイングからフォロースルーでクラブヘッドが目線の高さからちょっと上ぐらいを通るのが一番バランスが良いと私は考えています。例えると「センター返し」でしょうか。
引っ張り、流し、センター返し、全てにおいて身体の動くタイミングや動作、クラブの軌道など少しずつ違ってきます。
練習では「引っ張って良し、流して良し」のような動作を意識した練習を繰り返すことでスイングを仕上げていき、本番(ラウンド)ではタイミング良くセンター返しを徹底する作戦が私は好きです。「打線をつなぐ野球」のように「ショットをつなぐゴルフ」に徹底することでリズムよくゲームを運べるようになります。