私自身が使っている調子の良いクラブを分解した。今のクラブ状態は私にぴったりきているので少し勿体なく感じるがそれも仕方ない。クラブもスイングも今あるものを壊さなければ新しいものは手には入らない。何か新しいものを手に入れるには先ずは今あるモノを手放さなければならない。「ここを理解しそして実行できるかどうかで未来が変わる」と私は考える。今回の変化で私が欲しかったのは自分自身を納得させる為の情報だ。私よりパワーと柔軟性があるレッスン生が多くなってきたのでその人達の指導の為に「試さなければならない」と感じたからだ。
シャフトに変化をつけてみた。少しハードなものにしてみた。変えてみて「やっぱりの〜」という結果だった。今回は少しの変化だが、もっとハードにすれば、、、。今回改めて納得出来たこと、そして新しい気付きがあった。ハードになればなるほどにトップの位置からインパクトまである程度助走距離が取りたくなる。「私の考える理想のスイングと逆さになってくる。これでは私の指導するスイングは理解し難いだろう。」と感じる。ここで迷うことは、多くの人に合わせるのか俺流を貫くのかだ。私は自分のスタイルを貫くつもりだ。ゴルフに関してはどんな情報より自分の経験値を信頼している。しかしレッスン生への指導内容は考えなければならない。どうお伝えすれば受け取りやすいか。また相手がどれだけ受け取る準備が出来ているのかをしっかりと把握しなければならない。「お互いのチャンネル合わせをうまくとることでより高度な指導になっていくだろう」と今回の実験で強く感じた。