2月1日2日のレッスン後の振り返り、次回のレッスンまでの練習課題をブログでお伝えさせていただきます。いつも通り私の思いを率直に書かせていただきます。
私の指導の最初は内野ゴロを打つ練習をたくさんしていただき、そして上達してくると内野ゴロを野手のいないところに打つ練習をしていく。いいタイミングでボールを捕えて、うまく振り抜けた結果としてボールを飛ばすことは可能になるが、最初から大きいのを狙って打つ練習はしない。練習場を見ているとホームランを打つことに躍起になる人が多いかもしれない。もちろんその練習も大切だとは思うが、コースでプレッシャーがきた時そのスイングではフェアグランドにはまず飛ばない。
今回はご指導させていただく方は広島から来られた方で、事前にこれまでのプロフィールとスイング動画をいただいた。見た瞬間「なるほど、手強いな」そう感じた。初対面の日先ず私はアドレスを修正した。そして指導を開始して程なく一番問題点となっているドライバーの指導に取り掛かった。みっちりとご指導させていただき、次の日のラウンドレッスンに備えた。
ラウンドレッスンは素の状態が見られるので、今回の合宿の山場だ。そして私の目論見通りだった。コースに出た瞬間昨日のレッスンの内容が、、、だがすぐに修正出来た。コース上で昨日のレッスン内容を再度トライする。これが一番早い技術習得だ。
ラウンドレッスン終了後に次のように仰られた。「コースで打つ時は完璧なショット打たなくてもそこそこ前に飛べば、なんとかなることが今回のラウンドレッスンで分かった。練習場で練習していると完璧に当たってないと全てミスだと感じていた。」この気付きこそが今回の合宿での一番大きな成果だと思う。私が言えることは「遠い距離より近い距離の方がより高い精度を求める」何に練習を割くことが効果的か?それはパターとアプローチだ。ドライバーショットのような大技よりアプローチの様な小技の上達の方が時間がかかる。だから本来は大技と小技は同時進行で練習しなければならない。
今回広島からお越し頂いた方にお願いしたいのは、アプローチとパターの練習です。次回までにみっちりと練習してください。パターとアプローチの上達には高いミート率が必要です。ミート率が向上することが全てのクラブの上達につながります。先ずはアドレスを完璧に仕上げてください。これが今回のラウンドレッスンで私が感じた上達への最初の課題です。
10年間真剣にゴルフを取り組むことが出来ればシングルハンデと言う領域に入れる人だと私は感じました。それには超えなければいけないハードルがたくさんあり、みっちりやっても10年はかかると思います。そしてその10年はあっという間に過ぎます。10年間を自分の可能性にかけてみるのも面白いのではないでしょうか。