16日のラウンドレッスンの振り返りです。
この日レッスンを受講された方はラウンドレッスンをメインで受講されます。ラウンドレッスンは長く時間を共有しますので私はその人の細かい変化をかなり把握しています。16日のラウンドレッスンで私は、これまでとは違った感じに上達してきたことに気が付きました。ラウンドレッスン開始から比較的早い段階で良いスコアを出すという結果はクリアされましたが、打つショットはまだまだ改善の余地がありました。去年の終盤から良い兆しが出始めました。ドライバーからアイアンまで良い感じで打てるようになり飛距離も少しずつ出るようになってこられました。昔のスイングの癖が抜けてきて「垂木流のスイング」が無意識で出来るようになってこられたのでしょう。(でも油断するとすぐ前に戻るのでご注意ください!)
「すべてのクラブで飛距離が前より飛ぶようになったこと」「アプローチ、パターの精度がこれまでより上がってきたこと」「良いスコアが出せるようになったこと」すべて嬉しいことですが、私が一番嬉しいのは「スイングが少しずつカッコよくなってきたこと」です。
「カッコいい」が私にとって重要なんです。バットマンもアイアンマンもサンダーバードも正義の味方はカッコいいではありませんか!それらに共通する「カッコいい」には愛や優しいさ、さらにお品の良さも入ってなければなりません。こんな風に考えている私が「スイングが少しずつカッコよくなってきた」ということは「全てが少しずつ整ってきた」ということです。そこにおっさん特有の「渋さ」がブレンドされると、凄くかっこいいと私は思います!
レッスン生の方へ次の目標はアドレスしてから打つまでの時間を2秒縮めたいです。比較的調子の良い時はボールを打つまでの時間が短いのですが、スイングに違和感がある時はアドレスしてからたくさんのチェックポイントを考えているように感じます。私自身その昔はプレーにとても時間がかかっていました。私は自分のスイングが不安で不安で中々打てなかったのです。不安は自分自身が作り出す幻想のようなものです。これに対抗するには良い癖をつけるのが一番いいと考えます。「アドレスしたら1個以上のチェックポイントを考えないこと」ここから実践してみると良いでしょう。