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「習い事」と「芸事」は違う。

 今回の動画にご出演いただいた皆さんそれぞれに打ち方に違いがあり、特徴があります。私はゴルフスイングには「個性、特徴」があっても良いと思います。たとえ指導者が同じでも長く続けていけば違うところが出来てきます。その人の感性が優先されるところがあります。

 「特徴や個性があっていい」と書きましたが、長く同じ師匠に習っていると必ず動作は似てきます。「見習う」とは「見て習う」と書くように長く続ければ絶対に似てくるものです。もし似てないなら、自分なりの主観や違うモノを少しずつ取り入れてるはずです。「個性、特徴はあっていい」と「師匠に動作が似てくる」ここは矛盾しているようなことを書いていますが芸事を極める時にはとても大切です。時間をかけてでもここまで育てあげてくれる人を「良い師匠」だと私は思います。

 先ず「芸」を習う際は100パーセント真似から入った方が私はいいと考えます。うまく出来なくても「続ける」ことです。「失敗」でもいいんです。続けていく内に気付かない内にきちんとその人の「味」が出てきます。

 ということは、そんなインスタントに「味が出るわけない」とも言えます。ブランド牛でもブランドワインでも熟成期間があります。「もしあなたが本当に良くなりたいなら時短なんかありゃしないよ。」私はそう言えます。でもそれは現代社会から逆行することなのかもしれません。私は「芸事」となるならそれでいいと考えてます。「習い事」ならインスタントもありでしょう。

 私にも師匠がいます。また明日のブログで私に大きな影響を与えた「師」について触れてみます。