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垂木プロのレッスン生が上達する理由

 私が提唱する「身体に優しいゴルフスイング」は「引っ張り型のスイング」が動作のメインになります。その「引っ張り型のスイング」は人によって指導過程が変わります。指導過程が違う理由は「左腕を使って「クラブを伏せる動き」が得意な人」「右腕を使って「クラブを伏せる動き」が得意な人」それぞれいらっしゃるからです。ここで重要なことがいくつかあります。「左腕もしくは右腕」どちらがクラブを動かす利き腕でも、その利き腕と「反対の腕の動き」をしっかりと習得していただきます。私と同じレベルかそれ以上を望むのであれば、時間をかけても両手の動かし方を学び、そして動作習得していただきます。最も重要なポイントは「最終的には腕でクラブを動かすのではなく、両肩の角度でクラブを動かすこと」です。両手の動きを習得することで、ダウンスイングから両肩の角度でクラブを動かせるようになります。レッスン生のために少し細かく説明すると「ダウンスイングから左肩を下げたままクラブを使える」ようになります。

 私の指導が一定の周期で少しずつ変わるのは、スイング中「右腕を意識するようにしているのか」「左腕を意識しているのか」その人の上達加減を見てコントロールしているからです。更に上達してくると「両肩の角度を意識」してスイング出来るようになります。私の指導はこのポイントを最高のタイミングで指導することで螺旋階段を上るように上達していただきます。私の指導にも「ヘーゲルの弁証法」「事物の螺旋的発展の法則」が成り立っています。ここを意識しているので「レッスン生が必ず上達する」と言い切れるのです。しかしレッスン中は「テキトー」と言います。小難しいことを言っても出来るようにはならないからです。「小難しいことを言うやつほど」実は実力がないと私は知っているからです。