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「ピカソ」と「ゴルフ」垂木プロの不思議な国にようこそ

 「ゴルフスイングは芸術です。」私は本気でそう思ってます。そして私のご指導させていただくスイングは人生の終盤にさしかかった「ピカソ」に近いのではないかと勝手に考えています。

 【ワダアサトさんがピカソの絵を解説してらっしゃいました。とても分かり易かったので少しシェアさせていただきます。】

 ピカソは元々この絵のような表現をしていたわけではなく、先述した理由により、この手法を生み出した。この手法は「キュビズム」(キュビスムと呼ぶ場合もある)と呼ばれるもので、ジョルジ・ブラックという画家と共に生み出したものだ。

 私に限らず全ての人は物を一つの視点からしか見ることが出来ない。しかし、このキュビズムという手法は、「様々な視点から物を見ることで、視点という概念を超えた人の本質」に迫ろうとした。絵は二次元を超えられないが、ピカソは三次元の「物体」を二次元という絵に落とし込もうとした、と言い換えることが出来る。

 ピカソは「絵」で、私は「ゴルフ」でこれと近いことをしています。二次元的と三次元を微妙なラインで使い分けています。(ピカソのことは「ピカソ」本人に聞いてみないと分かりませんが、私はそうです。ゴルフスイングを俯瞰して見ればそのように見えます。)

 ですから私の指導は変わっています。「「ボールを見て打つ」と脳の情報処理が二次元でおこなわれやすくなり、しかも視野情報を受け取る「目」はその形状から「ワイドビュー」で物を見る特徴があります。「上からの下」への目に入る情報が少ないのです」こんなことを考えながらゴルフの指導にあたってます。

 「これはもう人間となる前の原人の頃からの特徴でしょう。当時、大草原を逃げたり追いかけたりするには今のフォルムが最適なのでしょう。」こんなことを考えてゴルフを研究しています。

 こんなことを考えている人の方が普通ではないのは自分でも分かっています。たくさんの情報を覗くと指導者を含めた多くの人が流行りを追いかけるのに必死になっています。それらを見て「流行「ファッショ」という言葉の起源を調べると面白いのに」なんて考えていると、そのうちにブログで「ムッソリーニ」が出てくるかもしれません。

 このブログは「一体なんだったのか」自分でも分からなくなっています。