29日のラウンドレッスンのポイントは状況判断でした。前々日の台風の影響でまだ地面は、かなり泥濘んだ状態でした。この様な地面の状態(地面が柔らかくなった状態)では、自分が想定した距離が出せないことは元より、もっと細かく分析すれば3番ウッドや4番ウッドはとても打ちにくい状態になります。日頃は3番、4番ウッドがフェアウェイからきちんと打てる人でも、泥濘んだライからではうまく打てなくなります。
ここで重要なポイントとなるのは、地面の状況によって打てないクラブが出てくることを知らないと、そのミスについて誤った分析をしてしまう可能性があります。クラブの選択ミスをスイングが悪いと自己分析してしまう可能性があります。それを何度か続けてしまうと「得意クラブだったものを、しっかりと苦手意識に移し替えてしまう」可能性まであります。分析を間違えてしまうと非常に遠回りしなければいけなくなることがあります。
これらを経験不足と言ってしまえばまさにその通りです。この経験不足を自分で補おうとすると、かなりのラウンド数と振り返りの練習量が必要になります。経験不足を補うにはラウンドレッスンが一番の近道です。