レッスン生をしっかり観察していると、「勢いよく上達する人」と「伸び悩む人」に違いがはっきりとあることが分かります。一気に上達する人は「勢い」があります。自転車で坂道を登る時の「立ちこぎで必死に頑張る」感じと近いです。「勢い」をつける為に「立ちこぎ」&「休憩なし」です。峠を越えるまで必死でペダルをこぎ続け、他ごとを考える暇はありません。峠を越えると楽になり、これまで頑張ったことが報われます。下り坂になり、勝手に自転車は進みます。
例えとして分かり難いですが、上り坂の自転車はゴルフの上達の家庭に似ていると私は思います。「勢いよく上達する人」に共通することは、ある程度の技量が身に付くまでゴルフに対してかなりの勢いを有してます。だから壁を突破していくのでしょう。
「伸び悩む人」は、上り坂で「こいだり、こがなかったり」している感があります。坂道を登るのに勢いがついてないので、余計に大変に感じます。そこで「何で前に進まないのか」を考えても前には進みません。これはゴルフもよく似ています。
なかなか「勢い」をつけるのは大変だと思います。でも一度「勢い」がつけばどんどん前に進むようになります。そしてそれは坂の途中からでも大丈夫です。もし仮にコケたとしてもまた立ち上がれば何度でもやり直しが効きます。それも自転車と同じです。