レッスン中に「分かった」と仰る方がいます。その時は嬉しそうに微笑んでいただき、「ナイスショット」を打たれます。5分後、段々と「分からなく」なってきます。そして10分後に前言撤回「分からなくなりました。」
私が「分かってる」ことは、この「分かった」と「分からない」を無数に繰り返すことがゴルフの上達だということです。私の考える無数とは100、200の回数ではなく、4桁以上の数字が必要となると考えます。こうなると「ゴルフの修行」です。そこまでやり切ることで少しゴルフの「悟り」に近づけると私は考えてます。
私は最近少しゴルフの「悟り」に近づいてきたような気がします。そう考えていると嬉しいことに「新しい修行」の道に入れたような感じがしてます。それはゴルフの「指導という修行」です。レッスン生の皆さんへの指導を通して、自分の未熟さと悟ってないこと(分かってない)ことに気付きます。「指導をしてるのか、されているのか」分からない、不思議な感覚になることがあります。
ゴルフスイングの修行以上に、ゴルフ指導は厳しい修行だと感じます。「時に笑い」「心で涙を流しながら」笑顔で皆さんと楽しく修行できて幸せだとレッスン中に感じております。