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農業がゴルフに通づるところ

 ゴルフと農業は通ずるところがたくさんあります。

特に思うことは時間で、種を蒔いてから芽が出て収穫できるまでに時間と労力をとても要します。蒔く種によっては収穫までに2年以上時間がかかるものもあります。その間も、水やり、雑草取り、肥料をまいたりと、やることはたくさんありますが、うまく出来た時は最高に嬉しいことです。ですが頑張れば成果が上がるというものではありません。自然が相手です。「日照りが続く」「日照不足」「雨不足」「暖冬に台風」等々。一生懸命育てた作物が「一瞬でご破算」。本当に辛いことですがそんなことは実際、普通に起こりえます。だからこそ農家さんは凄いなと思いますし、頭が下がります。

 私は幼少期から田んぼの手伝いが普通でした。(私の幼少期は昭和20年〜30年代ではなく平成に入ってすぐの頃です。)当時は嫌で嫌で仕方がなかったのですが、今は少し楽しいと感じています。

「頑張っても、うまくいかないことが普通に起こる。それでも頑張る。」幼少期からの田んぼでの修行(ゴルフ修行歴よりこちらの方が長め)の経験を積んでくることで考え方も変わってきました。

 ゴルフも農業も最後は己の忍耐力が試されてるような気がします。自分自身に忍耐力が備わってくると、逆境や上手くいかないことさえも楽しめるようになるのでしょうか。楽しいと思えるようになると、時間はあっという間に過ぎ去ります。私はここ最近ようやくゴルフも農業も楽しめるようになってきた感じです。