「親父から学んだモノ」それは物作りの哲学だ。親父は人生を物作りに捧げた。「では物作りとは何か?」それは「人を喜ばせたり、びっくりさせて、人を笑顔にさせること」がモノ作りの根底にあるのだと思う。親父の背中を通してそう感じる。...
世界で唯一の存在を亡くした。「何故なんだ?」の問いに答えなんてない。余りの突然の出来事にきっと本人が一番ビックリだったと思う。...
悲しいんでいる俺をお袋が励ましてくれた。本当は逆になるはずだが、、、...
今日が人生で最後の1日と思ったらどうしたいですか?誰と会いたいですか?私は家族と一緒にいたいです。 親父と過ごす最後の夜です。「自分の命より大切な物がある」ということを教えてくれたのは両親です。「家族が揃って一つの部屋で寝るのはいつぶりだろうか?」小学生の時のような気持ちで今夜は過ごします。 ...
レッスン生「グリーン周りからのアプローチでトップします。どんな理由が考えられますか?」 私「ボールの赤道より下を打てていないのですよ。」 レッスン生「そうなんですが、ボールの赤道より下を打とうとすると必ずダフるんです。何年もこの状態が続いてアプローチイップスです。」 私「そうなんですね、、、」...
皆さんは「団長」という言葉を聞いたことがありますか?「団長」という言葉で思い浮かぶ「人」や「軍団」はいますか?私は「大門軍団」と「団長」がすぐに思い浮かんだ。昭和のゴルフ場には結構「団長スタイル(角刈り)」の人がいたと思う。子供の頃にあの髪型は「デコトラスタイル」だと思っていた。「どちらも先端がピシッと尖っていた方がカッコいい」と思ったからだ。昔のゴルフ場においてヘアスタイルの派閥があるとすれば、それは「パンチパーマ派」か「角刈り派」だった。それは昭和ゴルファーが「青木プロ派」か「尾崎プロ派」に分かれるかのように子供の頃の私には見えた。どの会派にも属さない人が「中嶋プロ派」のような「七三分け」だった。 子供の頃の記憶ではどの会派の人も厳しくそして優しい人が多かった。ミスショットには「気にすんな」と優しかったが、プレーの速度(皆んなが楽しく遊ぶ為のマナー)などには厳しかった。「愛情を持って叱ってくれる雷親父はどこにいったのか?」パンチ &角刈りと共に絶滅したのであろうか? 私自身は「昭和のオジさん達」からゴルフ場で優しさと厳しさを学んだ。時代遅れかもしれないが「昭和の良いところ」を令和で生かそうと思う。
今日の個人レッスンは「片手打ち」を徹底的に練習していただきました。ブログにて今回の個人レッスンのポイントを少しおさらいします。(個人レッスンの振り返りです。)...
「冬の気候になってきた」最近までは12月とは思えないような暖かい日が続いていたが、8日のラウンドレッスンで感じた風は「冬の風」でした。ゴルフ場でプレーすると四季を感じます。私は「季節に合わせてプレーのスタイルやショットの心構えを変えていくのが良い」と考えています。...
4日のレッスンでは、私のレッスンを一番長く受講している「一番弟子」とも言えるの人の上達(成長)を見ることになった。他の人の失敗やミスが出た時に「大丈夫」と言ってあげれる人になっていたのだ。その「大丈夫」という言葉にも色々な意味があると思う。相手を落ち着かせる「大丈夫」、相手を勇気ずける「大丈夫」、励ます「大丈夫」もあると思う。私は最近まで「大丈夫」という言葉をよく使っていた。これまでの経験を踏まえて「普通に大丈夫」と思えているからだ。今回のレッスン生の「大丈夫」の言葉にも経験と優しさがいっぱい詰まっているように感じた。「大丈夫」と「上達」はセットになっていると思う。自分に余裕がなければ「大丈夫」とは言えないからだ。そして「大丈夫」と言えるている時ほど色々なモノが客観的によく見える。「これが上達に繋がっている」と私は思う。「他の人を通して自分が見えて来る感覚」と言えばいいのだろうか。「人の振り見て我が振り直せ」という言葉がピッタリくる。こう考えると「我以外皆師」である。(「人の振りとは人のスイング」とも言える。)一番弟子の人は地道に良くなってきた。もう少し本番で自信があれば「もっと良くなるのに」と思っているが、それは私も一緒だと思う。 ここからは、更にどうでも良い独り言だが「あぁ〜これ大丈夫じゃないな〜」と思った時でも「大丈夫」と言い放つ事が必要になる時がある。その時は「結果で大丈夫だった」をぶち上げる必要がある。「剛腕出動」である。私のゴルフレッスンの場合は、最初に全てぶっ壊して、最終的に「色々あったけど、よかったね〜」に持っていく。時間もかかるし、ストレスはかなり大きいけど、最終的に良い結果を出すことで「大丈夫の言葉を相手の自信へと変えていく」のが剛腕スタイルだ。私自信は「これ(剛腕)」を使いたくない。お互いに途中のストレスが半端ないし「困ったらまたやってくれる」と期待が先行するからだ。剛腕を「織り込み済み」にしてしまうと、本当に必要な時に効かなくなる、、、以上に逆効果にもなる事がある。だから今の私は「大丈夫」も余り言わない。必要な事をしっかりと積み重ねていけば「その内何とかなる」である。これもやっぱり「大丈夫」につながっている。
今週はラウンドレッスンと同時に五名様のアイアンを製作、調整、試打そして調整をしています。2セットのマッスルバックアイアンを作製(調整しながら試打)をしていると「気付き」がありました。その気づきをキャビティーアイアンに生かしてみようと、少し前にオーダー頂いて作製したキャビティーアイアンを分解して組み直してみました。結果は「これまでのモノとは凄く変わった」となりました。マッスルバックのアイアンを研究(調整、試打、分解の繰り返し)をしたお陰で、1セット限定で作り上げたキャビティバックのアイアンに新しい変化をもたらすことが出来たのです。前にオーダーを頂いた方に最高のアイアンをお渡ししようと思って「その方の意図に沿って作製したアイアン」ですが「全く異なった新しい変化」を加えることで凄く良くなりました。時間をかけて調整していくことで良くなることが改めて理解できました。このアイアンを使わなかったことが「上達の機会損失になるなぁ〜」と思える程の出来栄えだけど「使う人を選ぶアイアンになっている」ことは確かです。今回完成したキャビティーアイアンはプロトタイプ5号と命名します。プロトタイプ4号(マッスルバック)の流れを汲んで作っています。 マッスルバックの良さは操作性です。「これは良い」と思えるアイアンを手にする事が出来たなら「前倒しダウンスイングを使い更にロフトを伏せてフォロースルーを取っていけばマニュアル操作でガンガンロフトが立てれます。マッスルバック独特の形状から織りなす重心の高さと浅さにより、今流行りのロフトが立ったアイアンよりインパクトロフトを伏せることが出来ます。でもそれは「マニュアル仕様」です。下から煽るスイングではマッスルバックのアイアンは「軽い、飛ばない、難しいの三拍子が揃ったクラブ」となりますが「身体に優しいゴルフスイング」でクラブの使い方を覚えるとマッスルバックで調整したアイアンは「スパルタン(過激)なアイアン」に変化します。そのスパルタンな乗り味をキャビィティーバックに移行したアイアンを「東京にお送りしよう」と思っています。 今回のアイアンも「私の思いを形にして」お届けしたいと思っています。大阪のSさんと名古屋のYさんそして北海道のIさんが持っているアイアン(プロトタイプ3号)は私の製作したイメージを車で例えると「ハマー H1」です。ヘッドの重量が効いていますので悪路に強いです。そしてボールに浮力(バックスピン)もかけやすいです。特注のヘッド重量を味方にして「上からバーン」でいけます。そして面白いポイントは、オフセットと重心距離のお陰で「旋回性能が良い」ところです。重さでブツけてぶっ飛ばす的なアイアンですが、コーナリング性能とブレーキ性能が良いのが実は必殺技です。問題点と言えば「これに合うドライバーを作るのが、、、」です。ここはご使用いただいている3名様は解決済みです。 今回のプロトタイプ5号の作製イメージは「軽くて早い」です。プロトタイプ3号とは正反対なクラブです。プロトタイプ3号が「ハマー H1」なら今回のプロトタイプ5号は「ロータス エリーゼ」のような感じです。「アイアン」というカテゴリーは同じですが「その他は全く違う」と言えるクラブです。プロトタイプ5号は「軽さ」と「オフセットとロフト角が織りなす形状」で勝負します。「右手で打ち込むスイング」から卒業し「前倒しの軌道を使って、ロフトでボールを飛ばす」には最適なアイアンです。だからこそこれが必要と感じる「東京の方」にお送りします!これからの上達の相棒としてピッタリです!!プロトタイプ5号は手元に一個しかないのでもう少し時間をかけて試打と調整をして「ロングアイアンからショートアンアンまでの繋がり」を研究しようと思います。このアイアンのに合うウエッジも考えなければならないからです。意外とこれが大変かもしれません。 レッスン生の皆さんは私のスイングを直で見続けていくことで「スイングの違いを見分ける目が出来てきている」と思います。この「目」を作るには「良いモノを見て触って違いを感じとる」意外に上達させる方法はありません。目を作るとは「目利きになる」という事です。常識を知りつつ若干の非常識を取り入れることで「あれ?何これ?」が起こります。ゴルフスイングもゴルフクラブも「良くなる」には時間がかかります。小さな良い変化を「ちょっとずつ取り込んでいく」以外に方法はないと思います。