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「ゴルフ」5番アイアンを極める練習

 私はゴルフの指導において「全ての指導に意味を持たせてます。」今回の動画レッスンは5番アイアンとパターだけでショートコースをラウンドして頂きました。普通ならこのようなラウンドレッスンを企画すると「ラン二ングアプローチを練習するため」と考えるところですが私の意図は違います。このラウンドから本当に感じ取って頂きたいことは「クラブを強く振らなくてもボールは飛ぶ」ということを感じ取って頂きたいのです。どうしても練習場では目一杯の距離を打ちたくなります。自分の飛距離の最高到達点まで飛べば満足感は満たされます。満足感は満たされるのでレッスンとしての「CS(顧客満足度)」は上がりますが、それは練習場での練習となりやすく、コースでは「諸刃の剣」となってしまうことが多々あり「練習場では良いのにね、、、、」このフレーズになりがちです。これを解消するには「解消する為に必要な練習」をしなければなりません。どのような練習が必要なのかを体感していただくためには現場でのトレーニング(ラウンドレッスン)が必要です。

 垂木流スイングがある程度完成した人はラウンドレッスンでは自分の距離感を知るということを意識して頂きます。練習場での「肩から肩までで110ヤード」とかそういうモノではありません。自分の目で見た「物差し」と、違和感を「感じ取る嗅覚」が必要です。これを鍛える練習が、今回の動画です。この動画のレッスンは私の意図としては、かなり上級者向けの練習をしているのです。